アートギャラリーのようなワクワク感のある住空間デザインの夢が叶いました。滋賀県大津市 M様
 
家を建てようと思われたきっかけは何ですか?
 上の子が小学校にあがるタイミングで考えていました。
 毎年9月に絵画の展覧会があるので、展覧会準備が済んでから本格的に探し始めました。

   インターネットでヤマト住建のHPを見たことがきっかけでした。ヤマト住建のHPは素人でも分かりやすく、土地探しなど欲しい情報がありました。

ヤマト住建に決めていただいたポイントは?
 構造、素材、断熱性能にこだわっており、インターネットである程度絞り込みました。
 総合住宅展示場なども見学に行きましたが、ヤマト住建さんのモデルハウスは空気が違うと感じました。
 背伸びしない、等身大のモデルハウスでしたので、実際にイメージがしやすかったです。

エネージュEに決めていただいたポイントは?
▲元気に裸足で過ごす子供たち。
天然無垢材の床は温かみがあり心地良い。
 屋根から床下まで断熱材で丸ごと一軒覆われている外張り断熱はもちろん、住宅の性能、営業マンの対応、価格など、すべてにおいてバランスが良く、土地探しからお任せできたことです。
 学校区をメインに土地探しから始めましたが、本当に苦労しました。困ったときにはヤマト住建の担当者さんの顔が浮かんで、よく相談に乗って頂きました。信頼できる良い担当者さんに巡り合うことが出来て良かったです。

建物 (間取り・仕様等) でこだわられた所はありますか?
▲キッチンに立てば、明るく爽やかな2階フロアが見渡せます。
(写真左奥はロフトスペース)
[2階リビング]

 2階リビングは周囲からの目線も気にならないですし、バルコニーに面した掃き出し窓から明るい光が差し込み、いつも気分良く過ごせます。

 リビングの広さは普通のお宅より少し小さめですが、その分吹き抜けやバルコニー、ロフトなどが取れています。

 それに、たくさん光が入るのでこの時期(11月中旬)でも2階は暖かく、まだ暖房は使っていません。夏場は他の部屋より少し暑く感じますが、その分1階が涼しいですし、一日中エアコンをつけるようなことはまずありませんでしたよ。
▲夜には、綺麗な星を見ながら
家族で食事も楽しめる
リビング横のバルコニー。
[バルコニー]
 2階リビング・廊下に面したバルコニーはとても居心地が良く、テーブルを出して家族で食事をすることもあります。
 我が家ではセカンドリビングのような感覚です。とても気持ちが良いんですよ。
 ここではお料理に使うハーブを育てようかと検討中なんです。

[キッチン・収納]
 奥様こだわりのスタイリッシュなオープンキッチン
 冷蔵庫をはじめ、キッチンに必要な収納はすべて扉の奥にあります。
▲フルオープンのキッチン、背面の収納は奥様のこだわり。冷蔵庫までもがすっぽりと納まり、室内の雰囲気も乱しません。

[ロフト]
 当初、物置スペースとして考えていましたが、子供たちがとても気に入っていたので、隠れ家のような子供の遊び場として活用しています。

[フローリング]
 家族の健康も考え、自然素材であることや質感などもこだわりました。無垢材を採用して温かみのある色合いの自然塗料を自分たちで塗りました。
 無垢の床材は、暖房を入れているわけではないのに、すごく暖かい感じがします。

[吹き抜け]
 吹き抜けを設けるかどうか悩んでいましたが、1階のホールまで光が届き、日中は照明をつけなくても明るく作業することができるので、吹き抜けがあって良かったです。
また、吹き抜けがあることで1階と2階との繋がりを感じますし、会話を楽しんでいます。
▲家の中心に、大きく吹き抜けを設けました。光熱費や換気も問題なし

[1階ホール]
 ここはワークスペースとして活用しています。デスクカウンターは作り付けにはせず、高さや幅など微妙な調整をしながら自分で作りました。座っていても人が通れるスペースを考慮し、階段下(デスク下)には収納庫を設けて、キャスターで取り出せるようにしています。
 座って作業するときには、キャスター付きのチェストが椅子になります。横に繋げてスペースを有効に使えますし、将来子供たちの勉強スペースとして広げることもできるように考えました。
▲1階と2階の間に位置する玄関。4段ほど降りた1階フロアはまるで半地下の隠れ家のよう。
▲ホール部分はご主人手作りの書斎カウンターを設置。階段下のスペースも収納として有効利用しました

[子供部屋・ウッドテラス]
 将来間仕切りができるようにしています。
 子供部屋に面したテラスにウッドデッキを手作りしました。
 今はまだ面積が小さいんですが、もう少し広げてグリーンカーテンなどを取り入れる計画も立てています。
▲子供部屋のウッドテラスもまだまだ広くする予定です。

▲ホール・アトリエ・客室を広くフルオープンにして制作に取り組んで
います。
[アトリエ・客室]
 1階にはホールとアトリエがあります。
 可動式の扉を採用しているので、大きな作品を作るときにもホールとアトリエを繋げて、スペースを広く使えて便利です。
 また、アトリエと奥の部屋の間にも同じ可動式扉をつけており、今はアトリエとして広く利用していますが、将来は客室として利用することも出来るようにしました。
▲道行く人の視線がちょうどアトリエの小窓に。制作展の告知などをしています。将来はギャラリーとしてオープンも検討中です。

[外観]
 自然素材の外観にしたかったのですがやはり値段も高くなりますので、逆に金属の質感が出るガルバリウムを選びました。一般的には夏に温度が上がると熱くなると言われているので気になりましたが、窯業系のサイディングより質感が良いですし、メンテナンスのことを考えるとコスト等でも釣り合いがとれると思いました。

 当時は夢に出るぐらい悩みました。
 何度も色や形を検討し、自分で模型も4〜5種類作ったんですよ。黒色のガルバリウムをどうしても使いたいという希望がありましたので、貼りわけ等もこだわりました。
 北面の貼りわけは5:8の黄金比、南面は白銀比を用いています。黄金比は人が心地良いと感じる比率です。間取りもこの黄金比を活用しています。
▲外観デザインや模型は何種類も自作しました
 建物の形は真四角のキューブ状でも考えましたが、ソーラーのことを考えると効率が悪いのでシンプルな切妻屋根にしました。

[ウッドデッキ]
 作品を制作する際に揮発性の有機溶剤を使用する場合などは、外でも作業が出来るようにアトリエに繋がる裏庭にも手作りでウッドデッキを作る準備をしています。

家づくりで困った点はありましたか?
 変形地ですので、この土地に合わせた間取り、駐車場をどうするかなどを悩みました。
 何度も考え、最終的に道路と玄関をフラットで繋がるようにして頂きました。
 
 他には、外壁を選ぶのが大変でした。サンプルだけだと実際に建てたときの質感なども分かりづらいので、近所を見てまわったりもしました。ガルバリウムを使われている住宅が少なかったので大変でした。

毎月の光熱費について
 真夏もほとんどエアコンを使わずに過ごせました。
 2階はリビングの窓が多いせいか1階に比べると少し暑くなりますが、それでもエアコンを一日中つけることはありません。1階はとても涼しくてとても過ごしやすく、絵画の制作もはかどるようになりました。

  まだ冬は越していませんが、2階にいると暖かいですし、今(11月中旬)でもエアコンは使わずに過ごせています。室内は夜中でもすこぶる快適です。

 以前の住まいも一戸建てでしたが、同じ気温でも体感温度が違うように思います。
 以前は19℃で暖房をつけていたのに、いまでは14℃でも全然平気なんですよ。


 関西電力さんのホームページで会員登録(はぴe見る電)をすると、毎月の電気代をチェックしたり、光熱費・CO2排出量などをランキング形式で見ることができます。
 7月から住み始め、9月分の『節約上手ランキング』(各世帯の電気代ランキング)では9,375世帯中66位、『地球に優しいランキング』(各世帯のCO2排出量ランキング)では9,375世帯中43位でした。
▲(M様邸の省エネ・省CO2ランキング/11月)

 極力、自然な環境で子育てをしたいので気をつけてはいますが、生活の中で特に我慢をしているわけではありません。食洗機と洗濯機は深夜電力の間にタイマーで利用するなどの工夫はしています。今では、毎月ホームページを見るのを楽しみにしています。

【M様邸の光熱費】


樹脂サッシについて
 地域的にも静かな環境ですが、今年の夏のように大雨が降ったときでも気にせず過ごせました。

 以前の住まいでは、大雨の音や雷などで子供たちが泣いていたのですが、今は安心して過ごしています。

 まだ冬を越していないので分かりませんが、今のところ結露はありません。

24時間換気システムについて
▲凛とした雰囲気の中にも温かみを感じる清潔感のある2階リビング
 空気が爽やかです。
 それに以前の住まいでは、作品の制作中には家中に臭いが充満していたんですが、今はそこまで臭いが残りません。絵の具の臭いが吹き抜けから家中に充満するのではないかと心配していましたが大丈夫でした。

▲吹き抜けを通して、階下とのコミュニケーションも
楽しんでいます。
 埃も少ない気がします。
 子供たちも喘息気味なので、埃っぽいおうちから脱出できて嬉しいです。夜中の咳もおさまっています。

住み心地について
 以前の住まいと比較すると、光熱費は5分の1以下になり、関西では節電上手のトップクラスです。
 売電は、買電の4倍を超えて、光熱費ゼロどころか経常黒字です。
 エネージュは、人にも地球にも財布にも優しい究極の健康エコ住宅でおすすめです。

 また、住んでみて改めて、良かったと実感しています。本当に住みやすく、心地よく過ごさせていただいています。
 アトリエも広々と使える間取りに設計していただき、室内環境も良く、制作も随分はかどりました。おかげさまで、新制作展(国立新美術館、各地方展巡回)では、会員に推挙していただきました。雑誌「美術の窓」や全日本美術新聞にも取り上げて頂きました。
▲京都市美術館 第76回 新制作展 新会員 「幻視(太陽を着る女)」 

ご感想をお願いします
 素晴らしい住宅を建築していただき、ヤマト住建のスタッフの皆さんに感謝しています。

   土地探しからすべて、最初から最後まで親身になって考えてくれました。
 無理難題をたくさん言いましたが、資金面も設計面も上手く対応していただき、本当に有難かったです。

  当初、どこで建てるかすごく悩みましたが、ヤマト住建さんで建てて良かったです。

これから家を建てられる方にアドバイスをお願いします
 妥協しないでとことん頑張ってみることです。
 また、人生で一番大きな買い物ですし、自分の夢や理想を叶えてくれる工務店・メーカーを見つけること、誠実な会社と一緒になって家づくりをすることが大切だと思います。