より快適に、より健康的に暮らすためには「気密」「換気」「冷暖房」のバランスが大切なのです。住宅の高気密化は、あらゆる隙間から逃げる「熱」を防ぐことにあります。
夏 は冷蔵庫のように……、この｢外断熱の家･エネージュE｣は、わずかな隙間から逃げる「熱」をも見逃しません。

穴の開いた掃除機では、ゴミを吸取ることが難しいように、しっかりと確実に換気をするには、隙間を無くして、出入り口を確定することが重要です。建物の気密の度合を数字で示すには、「Ｃ値＝相当隙間面積」という単位で表現します。

ＶＯＣを速やかに排出……
VOCとは、建材や家具・日用品などから放散される揮発性有機化合物のことで、ホルムアルデヒドを中心に室内の濃度指針値が策定されています。
Ｖolatile Ｏrganic Ｃompoundsの略

必要な換気回数……
快適に暮らすためには新鮮な空気を確保する必要があります。建築基準法や次世代省エネ基準では必要な換気回数（※1時間当たりの外気と入れ替わる回数）を0.5回／hとしています。

冷暖房設備の良し悪し……
高断熱住宅に適した冷暖房機器が近年数多く出てきました。今までの主流であった開放型のストーブ（※石油ストーブやファンヒーターのように、燃焼ガスをそのまま室内に出してしまう器具）は結露などの原因となるためおすすめしません。

次世代省エネ基準とは……
冷暖房用のエネルギー消費量が､従来の基準より20％削減することを目的とした基準です。
★建築主の判断基準
(1)年間暖冷房負荷の基準値。
(2)熱損失係数の基準値。
(3)熱損失係数の基準値（パッシブソーラー住宅のための補正値）
★設計・施工の指針
(4)仕様基準
※４つのいずれかを選択して適合させます。